五十一日間 その丘で日が落ちる空
続けて 見とどけたら、恋が叶う
熱弁する私に
呆れを隠すことなく
あいつは夏空を仰ぐ

そんな噂をうのみにするわけはないでしょう!? やだやだ!
ついにお前も真っ黒か」なんて侮辱です
馬鹿を見るような目はやめて? 眼鏡みたいなもの、だよだよ!?
追いつめられてきたらさ、そーゆーのも必要だもん

いい出すと聞かない まるで子供だ」なんて
危機入れる気がないやるって決めたから!

恋をして

わかることがあった もっと好きになった
熟きになった 気になって 泣いて泣いて
小さな勇気のかけらを 五位の日に
集め 思いよ あの空に届け

あいつは部長面で踏みつけられてるみたい、だいたい
そんな嫌なら毎日 月合わなけりゃいいじゃない? もう
暗くなって危ない」しつこく子供扱い
どうせ続きっこない」はいはい、見ててよね

君だから

こんなに自然体でいられるのかな? って
叶ってほしい 恋を秘めて思うよ
きくつもの失恋を いつも慰めてくれた
あいつにこの想い届け

新春期爆発して走炎になっちゃったり
背も伸びて視線の高さだってさ
いろんなことが変わっていって 幼じみって
難しいな 無粋かゆいな 恥ずかしいな

五十一回目の日が落ちる空
丘の上に並んだ二つの影
今度は誰に恋したの? 応援する
とこぼす彼の手を握る

そんな君だから、恋をした

不機嫌そうな顔に赤み差しちゃってさ
照れ隠しの癖は変わらないよね
そんなところも好きって 今頃気づいたの
遅いよ」ってつねらないで