いざ手を伸ばして風を切り裂いて
己の地図を描いて行け

右も左もぐちゃぐちゃに荒れた海のような時代
気付き上げた価値観さえも崩れ去ろうとした

羅針盤の差した先が正しいのかどうかなんて
どうせ誰にもわからないんだ

深く息を吸い込んで瞳閉じれば
浮かび上がるのは魂の示す道

いざ手を伸ばして風を切り裂いて暗闇を蹴っ飛ばして
今僕は僕のために君は君のためにそうだろう
己の地図を描いて行け

勝利の栄光が選ぶ人が僕じゃないとしても
何かが明日に待っているそう信じたいから

たとえそれが負けた犬の不様な遠吠えだって
いっそ枯れんに吠えてみせるよ

深く息を吸い込んで瞳閉じれば
聞こえてくるのは魂を揺らす歌

今いる居場所が理想とは違っても僕は僕を超えて行くんだ
皮肉な世界の今日も好きな色で塗り替えてしまえばいいだろう
覚悟はできているさ

時に頼り合えるような存在に支えられ
想像を超えた未来掴み取れ

いざ手を伸ばして風を切り裂いて暗闇を蹴っ飛ばして
僕らはどこまでも行ける涙も迷いもいっそ引き連れて
己の色で描いて行け