Dakishimete

Kawamura Ryuichi

うつろなこのそらもきみがいればすこしちがうはずさ
とおくはなれてもなぜこんなにこころははなれなくて

なくしたこいのかずだけつよくなるとひとはいうけど

きみをだきしめてこのむねにつよくだきしめて
あのぬくもりがせつなさだけをとわにしてくみたいさ

あたらしいこいがそっときみのかげをかくしてくれたらいい

だれかとひとみあわせてもさめたこころはしょうじきだね

きみをだきしめてこのむねにつよくだきしめて
はかないきみのほそいかたをつつみこんでいたけど

だきしめてこのむねにつよくだきしめて
そのぬれためでもういちどだけとざしたむねあたためて

たかすぎるそらのしたでそれぞれのみちをあるきだしたふたりだった
とおくばかりみつめてた

きみをだきしめてこのむねにつよくだきしめて
ほほをぬらしたさいごのよるになくしたんだすべてを

だきしめてこのむねにつよくだきしめて
はてないあいをふたりのじかんをとりもどせないぼくだよ

だきしめてこのむねにつよくだきしめて
こごえそうさこのせかいはひろすぎて

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