凍えるように細い体を震わせる
恐怖からではなく静かな熱情

轟く強い風に悲鳴さえ聞き消えては
焦燥舞う空に夢を見るだろう

悲しさも寂しさも感じることはなく
またひとつ骨が乾く

大愛情、烈情、すべて無情
その見事すぐ炎に燃えて灰になる
応答せよ、応答せよ、輝ける未来よ
今、目の覚めるようなリアルを
このいようなる世に捧げよう

白い背を伝う冷たい汗のしずく
鉄屑の鳥がまた泣いているだろう

悲しくて寂しくて怯えていた朝も
瞬間で世界が変わる

大感情、激情、酷薄なる無情
その見事次の朝も水に灰になる
応答せよ、応答せよ、美しき未来よ
今、この手ひとつで掴もう

風が問う
これ以上、何を迷うことがあるだろうか
いざ、武器を取れ、武器を取れ
偽善を捨て、武器を取れ
その弱い自我を撃て

大愛も、平和も、すべて無情
骸と鉄屑が涙見せずなく
明日よ、明日よ、美しき未来よ
今、この手ひとつで掴もう

大愛情、烈情、すべて無情
その見事すぐ炎に燃えて灰になる
応答せよ、応答せよ、輝ける未来よ
今、目の覚めるようなリアルを
このいようなる世に捧げよう