Mahoroba
Akiko Shikata
Continues after the ad
わたしをよんでるはるかとおいばしょで
あしあとならべたあの日のかぞえうた
くさのにおいせせらぎつづくわだちをぬければ
やくそくのおかにごごのひかりがまいおりる
どこでうまれたのだろう
そらにうかぶしろいくも
どこへいきつくのだろう
あの水のながれは
かがやけるだいちささやくいのちのこえ
めぐるきせつをただみおくりながら
いまをいきるよろこびをほこるように
わたしにかたりかける
かぜのしらべにそっとひとみをとじれば
きこえてくるのはやさしいははのこもりうた
Continues after the ad
ゆうぐれのあかねいろが
さびしげにゆらめくのは
だれかがたびだつひとを
みおくっているから
ほしぞらをつれてちへいせんにとけゆく
はかなくちるなごりびにくるまれて
みはてぬゆめもえつきたひのように
つきがほほえみかけるあすに
はしっていこうこのみちをはだしのまま
ふりかえることなく
かがやけるだいちささやくいのちのこえ
めぐるきせつはただみおくりながら
いまをいきるよろこびをほこるように
わたしにかたりかける
はなやきぎのうたをつたえるため
たびだついちわのとりは
かたちのないきぼうにみをゆだねて
そらのはてへはばたく