あれはかんなづきはだをこがす
おひさまがうつむきだしたころ
にわかにさいたきんもくせいがこうをはき
かすかにかおるころ

ひざをかかえうつろなわたしにやどるさいごのあかりを
やみにいざなうあおいおにをみた

それはしもつきいきをもらせば
よるにとけかすくしらむころ
ろぼうにさいたさざんかが
そなえられたきくかにみえたころ

ひびほうけてさまようわたしにむけられたひとみのoku
すまうわいしょうなあおいおにをみた

されどされどちぎりはきえて
そのいとがこのくびしめようと
いまだいまだまだとげられぬ
やくそくのひついにわすれぬ

ひとのこころはみずのよういろはおちればみだる
いくらかくしてもよどみは
ここへそこへしずみかたまる

ちじみしゃがみまたうずくまりほこそかいほのおをたきつづけ
いしをかじりしずかにたぎる
このいのちよせいひつにもえよ
もしもいつかときのさばくで
ひからびてなみだもつきようと
このよううれるめぐみのあめが
あらたなちにふるとしんじて

されどされどちぎりはきえて
そのいとがこのくびしめようと
いまだいまだまだとげられぬ
やくそくのひついにわすれぬ

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