新良エツ子 (shinyaku no yoru)
Shinra Etsuko
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このむねにもういちどしずみゆくあいささげて
ひかれあうようにまわりはじめたつづりてのいないものがたり
うつろなげんじつとせめあう
とじたとびらひびくついおくのしらべ
あいまいなきょうかいせんこわしてひとりかかげたりそうは
とおくゆうやみにうかびあがるたしかなつみのきおく
かくせいのとき
あらたなるまくあけにかけめぐるちのしょうどう
いさいにみちたあらしのよるにとらわれるゆうわく
あまくのこされたはいとくにおぼれたまま
こころをとかすびしょううかべてあがないとつみのかてを
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ためらいまよいよわさうつしだす
いのちのこどうかれはててくずれおちる
おわりのみえないかいきにひとりこどくになげいて
おそれにげだそうとするほどにながれるつみのしずく
ときはなて
りんとしたよこがおにかさなりあったげんそう
おびえるこころふるいたたせてむかいあうしんじつ
もとめられるならすべてをさしだしてでも
つらぬきとおすかくしんはまたこのてにつみをかさねる
みるもあわれなちょうのはばたきだれのためでもないこのせかい
まるでもむじゃきなこどもみたいにただねがいだけつないで
ああこころごとだきしめて
ひとみをとざしたままねむりつづけるひめぎみ
このみをこがすだんざいのこえいたみさえいとしい
いくせんのたびじをのりこえてとどけにきた
うんめいさえもじゃまはさせないふたりだけのけつまつ
ぜつぼうわかちあえたらのぞむすべてをみらいとひきかえに
かげにのまれたゆめのささやきゆれごいてるせつなのいのり
わきあがるのはさめたつぐないただえがおだけほしくて
ああこころごとだきしめて