もしもあなたにしてあげられることと言ったら
いっしょにないてあげることくらい
そして両手をあわせて祈ることくらい
だけど決して私を優しい男と
どうか思わないでほしいんだ なぜならば
人知れず俺だってこっそり泣くのだから

友よその昔
俺たちは汗をかいた
友よその昔
俺たちは日々を追いかけた
友よその昔
俺たちは土の匂いをした
友よその昔
俺たちは守るために走ってた

もしもあなたに一緒に泣く人がいなければ
涙が枯れるまであなたが泣けばいい
そして俺たちの昔を思い出してほしい
だけど決して、決して諦めないでくれ
どうかもう一度広い校庭の
向こうの手の届かなかった頭の上
赤錆びた鉄棒にぶら下がろうよ

友よ君たちは
今汗をかかなくなったね
友よ君たちは
今日陽に背を向けてるよね
友よ君たちは
今土の匂いに花をつまんでる
友を俺は
今でも守るために走っていたいのだ

Bis

Bis 2X