愛されていたのは
君じゃなくて僕自身さ
声の聞こえる方へ
ひざまずいて空を拝む

紅い錆びた色

死にたがりのピエロは
化粧もせず間抜けずら
夜更かしもほどほどに
朝が来るよ逃げなくちゃ
どこへ

騙され上手は騙され上手
他人の不幸は蜜の味
あばずれ貴婦人まる裸
渡る世間はバカばかり

ペテン師が笑う頃に
安い不幸自慢でお涙頂戴
ペテン師が笑う頃に
わめく気違い全人類な人外
都会に咲く花のように
なんて気づかなければ無意味な存在
明後日のいまごろには
その醜い体を忘れてしまいたいの

ブラウン管越しの肢体に
興味ないのリアルじゃない
そんなに怖いのなら
念仏でも唱えなさい
南無阿弥陀仏
幸せを運ぶ青い鳥
羽が揺れればただのゴミ
騙されるアホに騙されるアホ
同じアホなら笑いましょ

ペテン師が笑う頃に
うっすらとプライド語って頂戴
ペテン師が笑う頃に
我慢強い教授さますごい首帯
ありきたりなラブソング
なんて退屈すぎて聞きたくないわ
愛のカタチ探すよりも
先にするべきこと何なのか知ってるでしょ

夢から覚めた
羊たちは
眠ることもできず
回る回る
いつまでどこまで
迷子ならさあおいで
もっと愛せ 強くしゃぶれ
骨のずいまで

ペテン師が笑う頃に
安い不幸自慢でお涙頂戴
ペテン師が笑う頃に
わめく気違い全人類な人外
都会に咲く花のように
なんてごぶんもすれば忘れる存在
明後日のいまごろには
その醜い体を忘れてしまいたい

敬意ある君にこの言葉贈るわ

死ね