そばにいたいよ
だれかの願いに命は宿る
一年に一度きりの冬の魔法
動き出す僕はスノーマン
雪が積もる夜に僕は生まれた
ほうきの腕にバケツの帽子で
ところで君はここで一体何してんの
ままに嘘をついちゃったんだって泣き出した
心の黒をすいだため真白に僕はできてる
そばにいるよ
固まって転がった君のデタラメ
殴ったって蹴っ飛ばしても砕けない
鳴り響くベルに凍りつくマフラー
冷えた笑顔を温めたくても
僕の目じゃ笑えもしない
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それにしてもどんな嘘をついたんだい
勉強も運動もできて友達いっぱい
そらなら冬の間なんとかしよう
それじゃ遅すぎなんだってしゃがみ込んだ
もうすぐままは消えちゃうからいい子でいなきゃ
とまた泣いたそばにいたいよ
絡まって重なった君のデタラメ
ぶったぎって張ったって増えていく
ネオンの街波にモノクロの雪
かじかんだ指を温めたくても
僕の手じゃ握れもしない
じゃあこんなのどうだい
すべての黒を真白に塗り替えるんだ
骨なら僕が教えよう絶対君ならやれるさ
粉雪が轍を埋めてく
君は走ったみんなを引き連れて
何もかも手遅れになる前に
ねえ全部本当でしょだからもう行かないで
わが子を抱き寄せ頷いた
そばにいるよ
最後にこぼれた優しいデタラメ
笑ったって泣いたって大丈夫
二人を見守って溶けていく体
きっともう平気だろう
どんな冬にだってさ
春は訪れるから