因果かな あてどなく つたいきいた嘘
陰禍から燃え出て 地獄を見てる
軸地して
門機から抜け出す 愛かただって
ゲビテルね
こんなもの捨てたいが

このまま流線形にしたがえば
体ごと倫理は子を塗いた
類廃を聞きなして
余所無くやり過ごせ

ああ
前に進みたいよ
後ろが気がかりで
うおうさおう
繰り返す
ういいにいうおかあ
ああ
頭をかき回す
不安を差し置いて
あなたは何がしたい
うるさいな

事の深意すら知りもしないのに
何を末兼ねてやまないのあなたがた
仕屈して
恨まうまま何千回と拒み手括って
こりないね
そんなことやめちゃえば

無声える空気に
包まれながら
気動愉楽が
内混乱にされていく

這いて捨てるような快楽が
泣いてわめくような苔楽が
死んで終わるような快楽が
虚中の点にはそこらくに

ああ
前が見えてないよ
虚ろな暗がりで
うぞうむぞう
意に廻す
ういいにいうおかあ
ああ
頭をかき回す
不安を差し置いて
あなたは何がしたい
うるさいな

無闇な行為は一切できない
無用な方には一切いけない
留坊の奥の小さい不満がわからない

このまま流線形に抗えば
体ごと倫理は待った
類害を踏み越えて
頭からやり直せ

ああ
前に戻りたいよ
次第に気が触れて
あちらこちら狂い出す
ういいにいうおかあ
ああ
頭をかき回す
それらは見ぬ振りで
あなたは何がしたい
うるさいなあ

差して壮大な思想なんて
まして明快な手帳なんて
引き絞って持ち物ぶさた
なんてからきしのういいにうおかあ!