にゅうはくしょくのきょうだいなくもがむらさきのそらをしずかにただよう
あめあがりのしずくにぬれてよごれたがわでぼくはめをさます
ひきさかれたふたつのせかいはゆううつのトンネルでつながっていて
かなしみにくるまれたとき
とけだしたときをとめて
げんじつせかいのけんそうをのみこむんだ
このままやぶれたつばさでどこまでもゆこう
そこからぬけだして
よごれたせかいじゃだれににくまれてももうかまわないから
くらやみのなかにこのみをまかせて
よわさをうけいれるつよさをてにいれた
とおくにみえるさびしげなつきはいびつなかたちでつめたくかがやく
こわくなってあしがふるえてたえきれなくてぼくはにげだす
ずっとむねのおくでねむっていたはぐるまがゆっくりとうごきだして
わすれかけていたかんじょうを
たばねたおびをほどいて
かれはてたこころになみだがあふれだした
このままなくしたものをとりもどしにゆこう
きぼうをりぺあして
すべてのきおくがみらいをしめしてるもうまよわないよ
いろあざやかなうそにみせられても
すこしもそまらないおもいをはなさない