ふゆがさむくってほんとうによかった
きみのひえたひだりてを
ぼくのみにPOKETTOにおまねきするための
このうえないほどのりゆうになるから

"ゆきがふればいい\"とくちをとがらせた
おもいとおりにはいかないさ
おちばをけりとばすなよいまにまたころぶぞ
なんでおこってるのにたのしそうなの

まだきれいなままのゆきのじゅうたんに
ふたりできざむあしあとのへいこうせん
こんなゆめものがたりかなわなくたって
えがおははこべてくる
ゆきのないみちに

ふたりであるくにはすこしこつがいる
きみのほはばはせまい
できるだけじかんをかけてけしきをみておくよ
ふりかえるきみのいるけしきを

まだかわいたままのそらのKAATENに
ふたりでならすあしおとのOOKESUTORA
ほらゆめものがたりかなうまえだって
えがおはきみがくれる
そんなのわかってる

まだきれいなままのゆきのじゅうたんに
ふたりできざむあしあとのへいこうせん
そうさゆめものがたりねがわなくたって
えがおはおしえてくれた
ぼくのゆくみちを

きみとであえてほんとうによかった
おなじきせつがめぐる
ぼくのみにPOKETTOにしまってたおもいでは
やっぱりしまってあるくよ

きみのいないみちを