ねがいはとわさとりて
いくとせまだとどかず
あらぶるほのおさわがいて
とめられぬこどうこがして
おどるようにまいおちるさくらゆきよ
あらがうようにつむぐこえかけのぼらん
なんどもくりかえしもえあがりしうれいに
たたかいいのりしはうたかた
みはてぬそらいざよい
れきしのかぜいざなう
かみのいしさえあざむいて
てをのばした
まどろむようななつかしき
そのすがた
はかないたましいがいにしえのきおくが
むじょうによみがえる
ゆるされとしりながらからだがもとめる
ちかいのともしびがひとひら
かなでるあいことば
ゆだねるきみのそば
ねむりつづけていたい
いつまでもこのときが
つづくようにとねがった
りんねにみちびかれ
はかないたましいがいにしえのきおくが
むじょうによみがえる
なんどもくりかえしもえあがりしうれいに
たたかいのりしはうたかた