ひろがるくちたこうやへと
だせいのかぜがなる
かつてはだれもがゆめをみた
はんえいのじだい
いまはもうおもかげさえ
のこらぬかわいたち
くろくにじむはたがゆれて
ときのながれをとく
なつかしさにむねがきしむ
でもわたしはなけかないわ
わすれたひはないあのけしきを
もういちどみるためなら
ゆずれないおもいはこのみふるいたせ
さずかりしてんめいにおもいさだめる
ちかいをさけびさあかかげましょうう
われらできずくのよあらたなしろ
ねさねるほしゅうとさいく
おもてむきのはなは
かれいにみせりんとしいきる
きょうしょくのえいこうでも
わびしくてもむねをはるの
ひんかくまでしつくさんないわ
とりまどそううかがやくけしきを
わがみをなげうってでも
ゆずれないおもいはみんなをふるいたせ
さいけんをこころしこころをつみあげる
ちかいをさけびさあかかげましょうう
はりぼてのしろでもかまわないわ
おちてゆく
ああひげきときげきのはて
じんせいをひていされても
われらのいきざまだから
けだかくかえりざいてみせようう
きずれないねがいはこのみふるいたせ
うけついだこのちすじたやさないように
ちかいをさけびさあかかげましょうう
われらできずくのよあらたなしろ
れきしをつむぐしんじつのしろ