とうとさのいみをわがみにときふせるころうのねもきえゆ
いつかまよいはなくなるだろうかこのこころも
まんりにつづくみちよりもはるかにながくけわしいあいろそれがひとのせい
みどりがもえるのやまをやきつくすたびにまたかなしみはふりこころまではいにかわる
さいはなくひとしきあかのいろにへだたるかべはない
しみついたどくでいまもひとはかわれずに
とうとさのいみをわがみにときふせるころうのねもきえゆ
いつかまよいはなくなるだろうかこのこころも
あなたをおもえばおもうほどにくるしい
なまえをすてることなどできないけれどしあわせにしたい
はじまりのひぶたはなぜきられたせんかはこからこへ
うつべきかたきはきえてはまたうまれゆく
たましのさりきわになにをのこせるかあいすべきものへと
はなるはもろわのつるぎじしんをうちほろぼす
とうとさのいみをわがみにときふせるころうのねもきえゆ
いつかまよいはなくなるだろうかこのこころも
ほのおのかいろをかいぐりおまえをこのてでだきとめよう
あいゆえのおまえをくるしめあいゆえにじゆうをうばっていた
ただようしょうのみにぎりのようにまたおまえとはなせたなら
おれはもうなにものぞまない