千歴一千年八月二十二日
午前四時二十七分
このあまりにもひりきなぼくにできる
たったひとつの
断崖の君の背をゆっくり
そっとおしてあげる
おちる」のか「とぶ」のかはあなた
次第... drug
ひとときの夢うつつはかなくも
舞い散るおとぎ話
現実と非現実の狭間で
ね...じゃれあえたなら
なめあえたなら... ゆるしあえたなら
浮世の夢芝居名残惜しげに過ぎ
行く宵の宴
白と黒赤と青の「これ」を
さあ...飲み干したなら
神仕えたなら...味わえたなら
最愛の君に貸す痛み
苦しみ降ってあげる
囁くでちっぽけな魔法だけど
Good luck
ああ...は思う「ここ」でなら
この刹那」でなら
君の胸の中」でならいっそ
唯一の君の目を僕だけに
ひとりじめさせて
愛しくも愛らしい僕だけの宝物