ビルの谷間にすれちがうだれかのわらいごえが
なれないぼくのぴかぴかスニーカー
みているきがして
みみのなかひびくなまえもしらないきょくに
むりやりじぶんをかさねてみる
ぼくのなまえは
まだなにも知らないこどものひとみで
ひとつだけもってきたこのひかりで
いつの日かこのやみをてらせたら
ここにいるよってうたいだい
たちどまるぼくいがいふりかえらないまちで
まだいまはつうじないちいさなぼくのこえ
それでもいつかしりたいこのそらにまうるーる
なにもかもぜんぶかんじたいこのからだをつかいきって
ひかりひとつひとつまたひとつこのてに
とおざかるひはぼくのなかでずっといきをしている
ながれるけしきをおいかけるしせんのはるかさきの
このまちのいろがまばたきのまにかわっても
なんどもとびこむかくごがある
しゃぼんだまみたいににじむきょうのそら
さかさまにうつったらわらいあいたい
あめにさらされてってもえるまま
こどうがずっとはしっていく
ぼくのなまえをまっしろなてでえがいていくいま
まだなにも知らないこどものひとみで
ひとつだけもってきたこのひかりで
いつの日かこのやみをてらせたら
ここにいるよってうたいだい
たちどまるぼくいがいふりかえらないまちで
まだいまはつうじないちいさなぼくのこえ
それでもいつかしりたいこのそらにまうるーる
なにもかもぜんぶかんじたいこのからだをつかいきって
あさもよるもそらをみあげて
きょうもあすもぼくはゆめみる
ひかりひとつひとつまたひとつこのてに
まちのひかりぼくをてらす
かわるいろがぼくをてらす