いつだって、みつぼしだけはみつけた
まっすぐに、おいかけるあのひとみで

ひかりをむすぶきせきが
こうさするざひょうじくに
かなしいものがたりが
あることもしらずに

まふゆにかがやくORIONみあげて
おもいきりなけるばしょをたずねたら
ちゅう(そら)にくるまれて
こころがとけてあふれだした

どんなにこのてのひらをのばしても
ふれることさえできないくやしさを
むねにだきしめて
ねむれないへやでめをとじる

つないでた、ゆびさきがはなれていく
ひるとよる、すれちがうせかいのように

みえていたものがきえて
かくれてたものがみえる
けれどそれは、きっと、ずっと
そこにあるもの

まふゆにかがやくORIONみたいに
あいされてると思いつづけたまま
ときをとめてたら
まようこともなかったのかな

あいたくて、あえなくて...でもあいたくて
たしかめたがるきもちできずついた
しんじてることが
しんじつだとはかぎらないね

なみだのかずだけつよくなる、なんて
いまはもうこれいじょう、なきたくないよ

さよならのゆみでこたえがでるなら
めをそらさずにすべてうけとめたい
みらいはいつでも
にげないひとみのなかにある

まふゆにかがやくORIONみたいに
つよく、じぶんらしくありつづけたい
だから、ひとりでも
えらんだみちをあるいていく