ゆらめくこころのなかそこにはあめがふって
おぼれてもがくようにふかくえしずんだ
よほうもないそらからぽつりとふりだすあめ
いまだけぼくのためにふりやまないでよ
きっとぼくのおもいがきみのおもいを
こえてくずれたばらんす
いつもきみがちかくにいてくれたのに
すべてしることできなかった
わすれないよもうぼくのこえはとどかないけれど
このこころがりかいしてくれないよ
どうしたってまだきみのことがきらいになれない
くもったそらにぼくはやさしくつつまれて
かたちのないこころがふたりをひとつにした
たしかめあいながらもせつなさがつの
つみかさねたじかんがふたりのきょりを
とおくこわしたばらんす
どんなにさけぼうともかえれないばしょ
ひとりのわけをさがしていた
もどれないとももうわかってから
さびしさがましって
あの日がまだこのむねをしめつける
はなれないでまだきみのことをわすれられなくて
こうかいのあめにまだぬけだせないままで
ふたつのこころがいつしかこわれて
もどらない
わすれないよもうぼくのこえはとどかないけれど
このこころがりかいしてくれないよ
どうしたってまだきみのことがきらいになれない
くもったそらのしたできみをおもいながら