まよなかにひとりきり
くるまをとばしおれは
きまぐれにこのまちをでたのさ
おまえのよぶこえさえ
せなかつきさすけれど
おれはもうにどとはかえらない
だれもみんなじゆうがほしいのさ
あいしているのはかわらないけど
かぜのゆくえはあてもなく
おまえのこしして
おとこはゆめをさがしつづける
ゆるしてくれ
こんなおれを
あかりときしたまどべ
おまえのわらいかおが
あのまちへおれをかえらせたよ
とわくいものなくおれの
むねにとびこむおまえ
なつかしいぬくもりだきしめた
だれもみんなやさしさほしいのさ
あいしていたのはおまえひとりさ
かぜのゆくえはあてもなく
きままなおれに
おんなはゆめをつむぎつづけた
にどとこんどははなさないさ
そばでやさしいねいき
なにもなかったように
うでのなかゆめをみるおまえさ
だれもみんなしあわせほしいのさ
もういちどだけやりなおさせてくれ
かぜのゆくえはあてもなく
おまえをだいて
ふたりはゆめをもとめつづける
どこまでも
かぜのゆくえはあてもなく
おまえをだいて
ふたりはゆめをもとめつづける
どこまでもたびびとさ