なつかしいMERODI- ラジオからふいにながれだして
いままでわすれてたまぼろしのようなとおいきおく
どこかでとぎれたきみのこえがむねの奥によみがえる
おもいをつたえるのにことばじゃもどかしすぎて
ふるえるこころのままであしたをさがしていた
かぜのなかに
いまみしらぬまちのきみにもとどいているだろうか
どこかでこわれたときのかけらひとつずつつなぐように
きせつがゆきすぎてもなにかをうしなってても
ぼくらをつなぎとめていたいつかのあのMERODI-は
かぜのなかに
たそがれのまちかどあけがたのこうさてん
がいろじゅざわめくみちのむこう
きせつがゆきすぎてもなにかをうしなってても
ぼくらをつなぎとめていたいつかのあのMERODI-は
ふたりをつつみこんでいたいつかのやさしいうたは
かぜのなかにかぜのなかに