はじまりはいつもとつぜんにまいおちるゆきのように
きづけばせかいをかえてゆくの
あさのくうきがそっとふゆのにおいをふっとはこんでくる
ためいきがしろいあさはつよがり
なこころさえたよりなくさせるの

ねえひとりにもどったことをわたし
にだけうちあけたのはどうして

はじまりはいつもとつぜんにまいおちるゆきのように
きづけばせかいをかえてゆくの
むねのなかでうずいてるばしょみないふりをしたけど
これいじょうちかづいたらくずれてしまいそうで

いつだってなんどだってこのてからこぼれてた
ぬくもりややさしいことばぜんぶ
ひろいあつめてだきしめていけたならこのむねで
さがしてたみらいみつかるかな

かじかんだゆびさきにかすか
にのこるいたみがきのうをつないでる
ねえたくしーをおりるしゅんかん
さりげなくてをにぎったのはなぜ

もしもあしたをえらべるならほしいのはひとつだけ
でもなぜこのてのばさないの
こたえなんてわからないけどすべてのことにいみが
もしあるならこうかいしてもしんじてみたい

おもいはきっとつたわるっていたみだってこえてくって
たしかなときめききえないように
ふりむかないでまえをむいてにげないでむねをはって
あなたのとなりでわらえるように

よほうよりすこしはやくふりだした
はつゆきがきれいにこころをてらしだした

はじまりはいつもとつぜんにまいおちるゆきのように
きづけばせかいをかえてゆくの
むねのなかでうずいてるばしょみみをすましってみれば
もうこのままじゃいられないとさけんでいるの

いつだってなんどだってこのてからこぼれてた
ぬくもりややさしいことばぜんぶ
ひろいあつめてだきしめていけたならいつかきっと
さがしてたみらいみつかるかな