しきおりおりのせつなのふゆ
ゆきのようなびじょは
はたおりおりておりなすすべ
なみだおとしつるにななる
さいはてをさがすたびにでた
さばくのしょうねんは
らんぷのせいをかいほうして
かえがたいとみをえた
じょうずにかくしたしんのぞう
うぞうになんのなんのなんのいみがある
じんせいいっかいかいかい
たいようにせなかをむけて
かたちのないみらいにそっといろをつけて
いれたてのあついこうちゃで
うたげははじまったんだから
こたえてよとがばなし
へんのへんもへじでなにができたかい
ふでをおるにはちとにくがたりない
ずいずいさがってしょうめんだれだい
たつとりちゃわんをにごしてさよなら
もののけよりもよほどこわい
ありしひびのたみは
かつてえいゆうだったものを
しいたげてひをかした
かたをもてばてんびんがかたむくから
だれのだれのだれのみかたもしないしないしない
たいようにせなかをむけて
ことばのこうぼうせんをくりひろげて
しんじつをこえるためなら
きょうじてやるのもわるくない
ひかりにてをのばして
きょうこうでもつらぬきとおせばものがたりはうつくしい
うごかずともはこぶゆうらんせんはかたりべのとくみち
ゆらゆらとこぎだしたゆめはうつくしいしぶきをかなでて
よるのとばりにきえてゆく
たいようにせなかをむけて
かたちのないみらいにそっといろをつけて
いれたてのあついこうちゃで
うたげははじまったんだから
きょうじてやるのもわるくない
うたえやうたえよとがばなし
そうきみとつむぐはよとがばなし