おさないごろからいえないままで
とじこめたくらやみがひろがってゆく
ふきつけるかぜにせなかをむけて
ゆびさきはそのつめなさをしらなかった
きみの大きさがきみのひめられたじょうねつが
ぼくのこどうをよびさましこころとかしてく
きこえるよかんじるよほんとうのことばが
こおりつきこごえていたこのむねに
うつりいくときのなかけしてかわらない
きみがほらそこにいるよ
どこまでもつづくたびじのはてに
ぼくたちはなにをみつめているのだろう
きみのしずけさはきみのいのちのうつくしさは
ひかりをはなちひとすじのみちしるべになる
つたえてよおしえてよほんとうのことばを
うばいさりほろんでいくそのまえに
うつりいくときのなかけしてかわらない
きみだけがそこにいるよ
めのまえのきせきがぼくらにといかける
まばたきもせずやきつけよう
だれのものでもなくすべてにそそぐあいを
きこえるよかんじるよほんとうのことばが
こおりつきこごえていたこのむねに
うつりいくときのなかけしてかわらない
きみがほらそこにいるよ
つたえてよおしえてよほんとうのことばを
うばいさりほろんでいくそのまえに
うつりいくときのなかけしてかわらない
きみだけがそこにいるよ