すこしずつすこしずつでいい
かなしみをぼくにわけてよ
ふるえてるとおいひとみには
さっていくひとがうつった
こんなにもちかいのに
せつなさがぼくをしばりつけてる
なきそうなえがおのきみが
すこしでもらくになることばをさがしてた
ぬぎすててなにもかもつくろわないでぼくのまえでは
いつだってそのままをうけとめることちがうから
いまこのきもちことばにしてつたえたら
うそになりそうでこわい
まよなかにさいたそのはなは
こごえてるぼくをてらした
つみとってもちかえるほど
かんたんなこいじゃなかった
ほしぞらのかえりみち
きれいね」とむじゃきにはしゃいでだね
つられてみあげたけれど
こころはきみのよこがおだけをみつめてた
ぐちゃぐちゃになけばいい
おもいをすべてはきだしなよ
すこしだけ
やせたかただきしめるにははかなしぎて
もうたにんには
ゆずれないとさけんでいるきみへのばしたうでが
ひとりがくるしいよるはそばでうたってあげる
こんなじぶんにおどろくほどいとしい
ぬぎすてようなにもかも
ほしいものなんてひとつあればいい
きみというぬくもりを
てにするためにいきている
いまどこまでもつづくひろいうみになって
きみをつつんでいたい
となりにいるよずっと