じゅうにがつのこうていに
むくちなこがらしがふいて
やがてきせつは
たいようをどこかつれさった
ほうかごのおくじょうから
きょうかしょびりびりやぶって
かぜのなかにいちまいずつすてたよ

おとながつくったこうそくとかじょうしきなんか
の！からはじまるみえないけいじのつくりかた
いうことだけをきけばいいのかい

いくぞ

ぼくのつばさはちゃんとあるんだ
ひろげるだけでどこへだってとんでいけるよ
じゆうはだれもうばえないだろう
いきたいようにいきさせてくれよ
ゆめのつばさはいまもあるんだ
あの日みていたみらいのちず
ときがすぎればいろあせてく
ほとばしるじょうねつはいまも
みゃくをうってるわかきこどう

たいくつなじゅぎょうちゅうは
いつもほけんしつにいって
うそをならべて
めをあけてべっどにねていた
ほんとうはねつもないし
あたまもからだのどこも
いたくないけどなにもしたくないだけ

やりたいこととかしょうらいのささやかなゆめは
へんさちしだいだいみんないどりょくはするなって
おややきょうしにつめたくいわれた

きみのつばさはちゃんとあるのか
たたんでいてもひろげなきゃどこもいけないよ
いつかのそらをおもいだすんだ
かぜはいまでもずっとふいている

まだまだ、いくぞ

いまほしいものてをのばさなきゃ
ぜったいつかみとれないだろう
わけわからずにじたばたして
しらぬまにほんしんがわかる
そらをとべるこどうになれ

いけよ！(なにをちゅうちょしてるんだ？)
とべよ！(なにをおびえているんだ？)
いきろ！(いのちはそのためにあるんだよ)

ぼくのつばさはちゃんとあるんだ
ひろげるだけでどこへだってとんでいけるよ
じゆうはだれもうばえないだろう
いきたいようにいきさせてくれよ

さいごにいくぞ

いまほしいものてをのばさなきゃ
ぜったいどこもいけないんだ
わけわからずにじたばたして
しらぬまにほんしんがわかる
そらをとべるこどうになれ