かぞえうた
さあなにをかぞえよう
なにもないくらいやみから
ひとつふたつ
もうひとつとかぞえて
こころがさがしあてたのは
あなたのうた
たとえるなら
ねえなんにたとえよう
こえもないかなしみなら
ひとつふたつ
もうひとつとわすれて
またふりだしからはじめる
きぼうのうた
わらえるかい
きっとわらえるよ
べつにむりなんかしなくても
ひとりふたり
もうひとりとつられて
いつかいっしょにうたいだいな
えがおのうた
ぼくらはおもっていたいじょうに
もろくてちいさくてよわい
でもかぜにゆれるいなほのように
やわらかくたくましくつよい
そうしんじて
かぞえうた
さあなにをかぞえよう
こごえそうなくらいうみから
ひとつふたつ
もうひとつとかぞえて
あなたがさがしあてたのは
きぼうのうた
ひとつふたつ
もうひとつとゆれて
ともしびににた
きえないきぼうのうた