積み上げた積木の塔
私の手でバラバラに殺しました
視界のすべては温度を失って
散らばった朽ち木こそが私でしょう

心は握り潰して

理由は私の血液でした
歪みねじれない道徳が由えの
歌うことが贖罪でしょう
あがないは朽ち木と共に

決して消えぬ通たん、こびりついた掌

ああ終わらぬ過去を引きずって
朽ち木の上を義足で歩く
もう何ひとつ守りきれぬなら
私は木魂になり身を烏にまで

繰り返す音終わるまで
暗闇は必然
光など求めるが愚か
空っぽの光を浴びて
さあつまずき刻み続け

私は、生きていますか？気でも違えそうで

あの日から

ああ終わらぬ過去を引きずって
苦痛に染まえたこの手をもたげ
もう痛みなど捨て去ればいい
私は木魂であり、人ではない

生きてこの手で贖罪を、あがないを