あるあきのゆうぐれに
いつものみちあるいていた
いままでのせかいにはなかったきもちが
うまれていた
コスモスのあわいかおりが
どこまでもまとっていたいま
こいするひときがとまり
いままでのひびがおわり
いきをしてそらをながめただけ
せかいはあなたがいるだけで
きれいないろでした
きづけばひびはすぎて
みらいはかこになるけど
うしなうきおくのなかにあなただけいまも
ずっといきている
なつかしいかぜのかおりが
いつまでもぼくをはこぶよ
こいしたひなみだがおちて
いきているいみをしったんだ
いろあせるすべてがむなしくても
こころにあなたがいただけで
きょう(うつ)ろはうまっていた
とおりすぎたかぜあなたのかおりがして
あるくのおやめてたちどまってしまったよ
こんなひびのなかうもれてしまっていた
かくせないこのきもちがあふれだしてくる
こいするひなみだがおちて
いきているいみをしったんだ
いろあせるすべてがいとおしくて
なんどもてをのばした
こいするひときはうごき
いままでのひびがおわり
いきをしてそらをながめただけ
せかいはあなたがいるだけで
きれいないろでした
せかいはあなたがいるだけで
きれいなばしょでした