ちいさなそのてが よびさましました とおいきおくのかげ
どろだらけのまま おおきなせなか むちゅうでおいかけた
ここにうまれ さけんだ ちいさなては けがれをしらない
たくさんのゆめを つよくにぎりしめ なくんだ
よろこびのなみだ あつめるんだ そのてをとって
いつわりのないすんだひとみに
であえたきせき たかなるこのむね
なみうつこどうのあしあと のこすように
あるくのさ ちいさなてで
みらいへつづくみち あれがきみさ ぼくらはいきてる
きみのえがおはしんじること おしえてくる
ぼくのこのて あれから なにをのこしあるいてきただろう
たいせつなものはいまでもにぎれてるだろうか
たたんだゆびさき やりばもないまま しまいこんだ
そのてのひらにつかんだものを
なくさないように むねとむねあわせ
このしゅんかんのよろこびきざみこんで
いつの日か ふりかえるまで
うかんだほしが てらすあかりを
たよりにぼくは あるきつづけよう
いえることない いたみもかかえたまま
あしあとをのこすから
うまれたときに ぼくたちはてに
にぎりしめてきたものがあるはずさ
きみもこれからのじんせいにしあわせを
さかせて ちいさなてで