そうしつにたるごうが
あぶくひびにすりきれても
はがれおちないようにあわせたてのひらふたつ
ま、うつしゆれるあたらしいひかりがあるから
またなげだしてこうついかぼくのねが
ほとばしってきみにとどくまで
いまなんぜんとことばやいみを
たがいきざみあえるように
せんりつにまくたねが
あぶくひびにきずなされても
みすかられないようにあわせたてのひらふたつ
おもいどおりにならないあたらしいあしたがみたいから
またなげだしてこうついかぼくのおとが
ほとばしってきみにとどくまで
いまなんぜんとことばやいみを
たがいきざみあえるように
いつだってどうしようもなくてふたしかで
ころがっていくうんめいをのみほしてく
ただこうじつやほうそくもないままで
しんじられることがすべて