まどべにざわめくかぜのおとから
むかえがきたとしった
くちるはせつりでくいはなくとも
ねがわくばあのばしょで
まだこどもだったふたりがはしゃいだ
おもいでもいまはみずのそこ
やがてきみがねむった
ようにここでちるのだろう
あざやかにやどすしきさいを
はなつほたるびとおく
したってはそばにこいねがう
うつつからだすてて
とおのくあしおとこきゅう
やすらかになれとてまねきした
きみのかげもういちどおおう
まわせてごめんと
いつもおくれてた
まちあわせばしょにむかうみち
いつのまにかくれてた
ゆうひはもうのぼらない
あけるひがふたりわかつなら
さめるあさをかぞえ
よりそったひかりになるから
にどとはなれぬように
あざやかにやどすしきさいを
はなつほたるびとおく
したってはそばにこいねがう
うつつからだすてて
めをとじたさようなら
したってはそばにこう
せめてひとときでも