KOBARUTOいろのそらへ
つばさひろげて
とんでみたいとねがう
たいこよりひとは

りゅうのようにつよく
とりのようにゆうがに
どこまでもじゆうに
かるがるとはるかたかみへ

だけどわたしがとべるなら
ひそやかなちょうがいい
はなのかおりにさそわれて
かぜにまうるりあげは
たいせつなみつはこび
またつぎのはなへとまう

だれもがとおいめをして
みはてぬゆめをかたるは
おれたはねつくろうことなら
できるけど
こころがきずついたら
すぐちかくにある
うつくしいものをみつめて

あいのくもまばたく
あのほしぼしへ
いってみたいとおもう
いつのよもひとは

のぞみきぼうよくぼう
ときにやみをかかえる
ふかいむねのなかは
よぞらよりかがやけるのに

ずっとわたしはここにすむ
どこよりもあおいほし
いりえのまちのかたすみで
るりひかるうみながめ
いとしさにであうのを
ただしんじまちつづける

だれもがうつむきながら
ささやくみらいのはなし
ひもとかれたしんわの
おしまいがきても
おそれたりはしないわ
このちにうまれて
いまをいきてきたのだから

だれもがあおいめをして
みはてぬゆめをいかける
おれたはねつくろうことなら
できるから
こころがこごえたとき
すぐとなりにいるひとの
ぬくもりをだきしめて