きみのなまえはなんだっけ ふとおもいだせなくなって
ことばにつまってふきだした へらへらわらってごめんな
ひとはひとりでいきてけない それはたしかにまちがいじゃない
かならずどっかにぞくしていて かぞくがっこうしゃかいとか

きみのなふだにかいてある もしかくはめいしにかいてある
もしかくはかるてにかいてある ひそひそかげでよばれてる
かたがきかげぐちあだなとか まったくもってぼくはきらい
ひとまずはなしをしようか ああそれでぜんぶわかるさ

うそつきりそうかむそうか うつびょうみぎかひだりか
ぼくらただいきてるだけで なまえだけいれかえられて
しゃかいせいふあんしょうがい ぎたーろっくじぇいぽっぷふおく
なんだっていいだろ ぼくのはなしをまずはきいてくれよ

ぼくがしょうがくせいのときはちょうしいいやつとよばれたよ
ひとのかおいろうかがって ひとによってたいどをかえて
おんがくをはじめてからは ばんどまんとよばれたけど
こうこうそつぎょうしたとたん ふりーたーってどうなのさ

ぼくじしんはがきのまま なににもかわってないけれど
ときとばあいとじょうきょうによって なまえはかわるらしい
だからそんなおちこまないで ぼくはきみをしってるから
だれだおまえはといわれたって ああおまえがさきになのれよ

さいむしゃくずにろくでなし むしょくにじさつしがんしゃ
ぼくらただいきてるだけで なまえだけいれかえられて
むしんけいほしゅはかくしんは ふとこうちゅうそつこうそ
なんだっていいだろ きみのはなしをまずはきかせてくれよ

ときにはおうげさなかんばんをせおはされて ときにはいわれないふめいよおきせられて
きみのこれまでをいっぺんにかたることができるなまえなんて そうそうないよな
だからどんなふうによばれようと すきにやるべきだとおもうよ
きみをかたるなまえがなんであろうと きみのこうどうひとつほどにはゆうべんじゃない

ごろつきひがいしゃかがいしゃまけいぬぼうかんしゃようぎしゃ
ぼくらただいきてるだけで なまえだけいれかえられて
ゆかいはんじょうちょふあんていほーむれすひやといろうどうしゃ
なんだっていいだろ きみのやるべきことをやりとげてくれよ

きみのなまえはなんだっけ ふとおもいだせなくなって
ちなみにさいきんのぼくはよくひにくやっていわれるよ