ひとりのよるのさびしさをいいわけにしてみてもうきずつけるためのことばはむなしくだけ
それでもこころにあながあいてそこにながれこんだどろみずはぜんぶはきださなきゃくるしくてもはきださなきゃ
うまくいかないときはなにをやってもうだめで
"だめだだめだ\"っておもってやうまくいくものもいかないよな
かてんのすきまからあさひがせかしやがるんだ
もうでかけるじかんだよしょうがないでかけるか
なもなきぼく、なもなききみ、なにもにもうなれないぼくたちが
ぼろぼろにつかれながれついたまちでたったいますれちがったのだ
それを\"であい\"とよぶにはつかのますぎたのだが
なまえをつけてくれないか?こんなきずだらけのいきかたに
だれかがきみのことをわるくいっていたとしてもうだいじょうぶひとのいきかたはよいわるいではないのだ
めのまえのわかれみちのせんたくになやみこそするけどそれをせいかいといってしまうせんたくこそもっともせいかいなのだ
うまくいかないときはひとのせいにしそうなもんで
それをじぶんのせいにしてるきみはやさしすぎるから
えきのほうむでもためいきさえのみこんで
いきをつまらせているのはまったくきみらしいよ
なもなきぼく、なもなききみ、なにもにもうなれないぼくたちが
ぼろぼろにつかれながれついたまちでたったいますれちがったのだ
それを\"うんめい\"とよぶにはありふれていたのだが
なまえをつけてあげるのだそのきずだらけのいきかたに
ひとしれずながしたなみだ、かくしていたくやしさ、なずけられることないよみびとしらずのかなしみ
びるのかぜにまいあがりろじのすみにふきたまるはじめからなかったみたいにわすれるか
ぼくたちのなもなきかなしみはいまこそたたえてしかるべきだ
ぼくたちのなもなきかなしみはきみにみつけられるのまっている
なもなきぼく、なもなききみ、なにもにもうなれないぼくたちが
ぼろぼろにつかれながれついたまちでたったいますれちがったのだ
それを\"ひつぜん\"とよぶにはさまつすぎたのだが
いまこそなまえをよびあうのだこのきずだらけのいきかたの
なもなきひと