かためだけのせかいで
ふたしかなバランスをたもつぼくら
りょうめあけたってせかいは
どうせみえないものであふれてるし
ふたつのはざまでゆらしたかんじょうすりへらして
ろうひしつくしたこころじゃもうねむれないだろう
われたそらが
かくれてるうそも
ぼくのこえもすべてつつむ
よるをくだくように
つよくはねる
あめのおとだけが
こだましてる
かたほうだけがつながった
いっぽうつうこうのかんじょうことば
かためだけのせかいは
みたくないものをとじこめるために
ふたつのすきまにおとしたあけかたのたいよう
ふりむけばそんざいかんますこどくにうたれて
いまそらがおちる
ただきえる
さけぶかれるさけぶだれか
ここにいるよ
ぼくのよぶこえと
あめのおとだけが
こだましてる
だれかぼくをよびもどして
そらがおちる
ただきえる
さけぶさけぶさけぶだれか
ここにいるよ
たとえいま
ひつようなもの
みえなくても
とじためをひらく