さよならいま
さよならから
ひとつずつ
ひとつずつ
ぼくらがみてたせかいは
さみしさを
おきざりに
にちじょうへとのみこまれる
いくつもの“もしも”が
まわりついたまま
どんなことばをならべたとしても
きみはもういない
にぎやかなこのまちのかたすみで
なにもできないぼくがいる
からまわりすりきれてゆく
こころがまだふるえてる
しろいためいきからこぼれてゆく
きみのぬくもりさえ
おもいだせず
でるはずもないこたえさがしつかれて
きょうもねむりにつく
もうすこし
あとすこし
つよくありたいとねがえば
そのたびに
おくびょうだと
おもいしらされるだけ
それぞれのきおくは
かたちをかえるけど
きみのことばにうそはないことを
ずっとしんじていたい
どれだけときがながれたとしても
わすれられないきみがいる
いぶつなままかかえこんだ
こころがまだうずいてる
いつかみたゆめなら
はなれてゆく
ぼくをよぶこえさえ
かすれてゆく
いくあてのないなみだはきづかれぬまま
そっとながれてゆく
あの日
とまったままのせかいで
なにをつたえたらいい
いまもわからないよ
どれだけときがながれたとしても
にぎやかなこのまちのかたすみで
なにもできないぼくがいる
からまわりすりきれてゆく
こころがまだふるえてる
しろいためいきからこぼれてゆく
きみのぬくもりさえ
おもいだせず
でるはずもないこたえさがしつかれて
きょうもねむりにつく
わすれないから
わすれないから