みあげたよぞらににぶくはかなく
かけたひかりをゆっくりとなぞった
ちぎれたてくびのしたたるあかに
かくしたいたみがあふれてとまらない
ふれるほどに
くずれてしまう
それでもあなた
わすれられない
こどくかげるげっしょくかさねたきずになく
ふりむいて
わたしはここだよ
ほらこころもからだもひきずるおもいでも
こなごなにこよいちりばめて
おわかれ
あなたがのぞむ
あすにはきっと
わたしはいない
せめてねむらせて
つきあかりがやさしくわたしをてらすけど
あのころのようにもどれない
あなたをしらなければ
わたしがいなければ
よかったの
うまくいえないよ
さよなら
ごめんね
わたしを
ころして