さくらまうあの日にかえり
あなたをもっとだきしめてたなら
いまでもいっしょにあるいてたのかな
ぼくがえがいたゆめをあなたにおしつけてたよ
でもいつだってえがおでせなかおしてくれたのに
あなたがえがいたゆめをぼくはうけとめもせず
ふとみせるかなしいかおのいみもしらずにいた
はじめはおなじばしょにさいたはな
すこしのあめではなびらおちてく
さくらまうあの日にかえり
あなたをもっとだきしめてたなら
そのなみだせおってあげられたかな
ありがとう
ともにすごせて
なにもなかったひびをあいせたんだ
おぼえててぼくのこと
おとなになんてなれやしないよ
おとなになんてなりたくないよ
つむいだ「いと」を「ふたつ」にして
わけあうことが「きずな」なら
なにをむすびあえてたのかな
にぶくいたむときはゆれる
こもれびてらすさかみちのとちゅう
おわりをつげるチャイムがせかす
ぼくはだれだ」と
わめきちらしても
もうだれもこたえやしない
さよならあおいはる
さくらまうあの日にかえり
あなたをもっとだきしめてたなら
そのなみだせおってあげられたかな
ごせんぷやことばじゃけしてつたえられぬほどの
おもいをうたわせて
さくらまうあの日をかえり
あなたはちゃんとしあわせでしたか
そのすべてまもってあげたかったな
ありがとうともにすごせて
なにもなかったぼくをゆるせたんだ
おぼえててきょうのこと
これからやっとおとなになるよ
あなたといきたきせつはのこして