こんなふうにそらをみあげたこと
なかった
だれもいないそうげん
つかれためをとじてだいのじにねそべる
おおきなきのしたで
かぜがうたううたうぼくのすぐよこで
はやくたてとせなかをおすように
きっとなにかわすれてる
はしるさけぶ
ためいきなんかついてられない
ためらわないぼくのいきかた
とじたまぶたのうらきみがうかんでくる
そしてまたきえていく
きみをつよくつよくだきしめられたら
ぼくがいつかやさしくなれたら
きっとなにかみえてくる
ひかるまわる
あざやかにとぶとりになりたい
たまにすこしよりみちしても
とんでゆこう
このそらぜんぶあてもないまま
ためらわないぼくのいきかた
はしるさけぶ
ためいきなんかついてられない
たまにすこしよりみちしても
りょうてひろげこのそらぜんぶあてもないまま
ためらわないぼくのいきかた