たどりついたちいさなべっどのうえでぼくらはねむる
きょうというひがまだきえてゆく
かさねてもはみだすこころ
やすいせっけんのようにすりへらし
ひとりじゃないから
よごれながらいきてる
つみによりそいあいつもなくよ
ほしふりそそぐこのもーてるだけが
ぼくらをなでてくれる
いきおいないぬるいしゃわでからだをあらいながして
ただのひとりよがりのみそぎ
きれいなものだけをあいしたきみは
それでもぼくといるね
ひとりじゃないから
わすれながらいきてる
ねゆきのよなおもいでがゆめにでて
こらえきれずにふさぎかけた
きずをまたかきむしる
ひとりじゃないから
うぼいながらいきてる
なにもかえせるものはなくても
つめたいかぜがまどをたたいて
ぼくはきみだけよせる
あしたはどこへゆこう