さめないまさゆめ
やまないおとぎばなし
うまれただいちわ
そうあくなもほうひんのようにかたく
ここちよかった
ただしさがえんをえがくほんとのせかいじゃ
たいせつなだれかだって、ちりになってそらにまう
ほしようつらないで、はなれないで
このせかいがほんものだなんて
しんじないよ
しんじつはただしいからしおれる
はなのように、いつしかおわりを
ざんこくにみせてしまうから
ちへいせんをこえてすいへいせんの
どこか、じめんとうみのはしへ
おわりのないかりそめ
のせかいなら、だいちのしきい
はどこかにあるとしんじてる
(やくそくしょって)
(まえあしかいて)
じょうぎでひーたどうろさまよう
こきつねのぼくはそらをめざす
にせのつきにてらされる
きみさえきょぞうでも
ぷらすちっくのめにうつった
すがたをおぼえている
ときよまだきみをこわさないで
あいしたものをうしなわせないで
ほしえねがう
うそでかまわないさ、うんめいに
はなればなれにされるくらいなら
えほんのうえでゆめをみる
つむがれたぺーじなら
どこかに、ほころんだぬいあとが
あるんだ
だれかのはこにわでいい
ただしくなくていい、えいえんの
しょうめいをずっとさがしてる
(やくそくしょってしんじつをしりにいこう)
(こころをいだいて)
ゆきの
とけないあさひのした
ぺんきのあまぐも
かみくずよせるうみべ
あまれただいちに
やくそくさがしつちをける
ほしようつらないで、はなれないで
このせかいがほんものだなんて
しんじないよ
しんじつはただしいからしおれる
はなのように、いつしかおわりを
ざんこくにみせてしまうから
ゆめよおわらないで
むげんのみちのさき、たどりつく
いのりこめて
えいきゅうなのならまっていて
すうまんねんさきかもしれないけど
おもいではこんでかえるから
えがかれつづけるせいず、なまえの
ないがけのうえでぼく
はほえる
きえないざんきょうとどくとねがった
だいちのしきい
にいつかはたつとしんじてる
(きみにつたえもどるときまで)