目をそむけたすみしひと
手招きするむくな糸
閉ざされてた隙間からうつされた悲劇
言葉にすれば過去へと送る九重の
花向けでしか
思い出さえもガラスのように皮膚を切り裂くよ
君が望むなら望む形になりましょう
そむけてきた過去が音に揺れた
目も合わせられず無音に耳をそむけた
君の今も知ってるから
また拒絶を始めて笑ってるふりをしたら
君は泣くの？それとも笑ってくれるの
落ちてくように求め合う指
子供のように泣いてた君の存在
が壊れぬように
まぶたを閉じた

君が望むなら望む形になりましょう
ふいを疲れなく
外は雨
あなたがいないと私は消えてしまう
共依存の残響
突然君が死んでしまうなら
僕は安心するでしょう
もう泣くことも
苦しむこともない
愛することも

好きだよ
なんて言葉にした切な
そむけてきた過去が音に揺れた
愛してるから崩れる君を抱きしめた
ふいを疲れなく
外は雨
あなたが望むなら望む形になりましょう
指折り数える空白は
見えない明日が深い闇だとしても

過去が今咲いたのさ
終わりなき穴へ落ちてく
乾いた雨の跡
永遠と静かに積んだ