ほこりのつもったまどのしたで
きこえるすずのね
とびらのむこうのわらいこえが
あふれてくる

おきにいりのねまきをきた
びかびかのひとみ
とけいのはりとにらめっこしてる
とても嬉しそうだね

しゅくふくのそらにしろいゆきが
ふりはじめたらあなたのもとへと
いいこにしててねいちねんにいちどきり
しあわせがとどくよ

はじめてであったあさのことは
おぼえてないでしょ
すてきなドレスもばらのはなも
なかったけど

ききじょうずなわたしはすぐに
ともだちになった
ことばにしてつたえられないけど
とても嬉しかったの

はじめてのふゆはうでのなかで
おそろいのかみかざりをねだった
なまえをつけてねやさしいこえでずっと
よんでいてほしいな

たいせつなひとからぷれぜんと
きょねんよりもずっとおおきいね
りぼんをほどくたびにあなたのかおで
ちょっぴりふあんになるの

いつかはあなたもとしをとって
しわくちゃなてでわたしをだいてね
さいごのときまでそばにいられるだけで
それだけで

にんぎょうははこのなかでいつも
あなたのことをおもいだしている
あなたでよかったこんなにあいしてくれて
ほんとうにありがとう