いちどだけひとつだけ
うつくしいひかりをみたい
どれだけのよるがおとずれて
くらやみがおりてきても
いつかすべててらされるなら
なにもいらない
かなしみにうもれないように
ひたすらにあるけるように
もっとつよくねがえたらいい
とおりすぎたかげにかきけすかがやきを
まようたびにこころを
おとしていくいたみがつきぬけて
あるきだすたびやみを
ふみしめるつよききづいてはかみしめ
またほしをまっていられる
めのまえのいきばをなくして
おともなくすべてきえても
あざやかにえがけるけしきが
うすれないたしかなものに
かわるのならそれだけでいい
ただしんじてみたい
かすかにみえるひを
たどりつくたびきえて
なにひとつないこわさをしよせて
てをのばすたびそこに
つかんでることをいのってはみあげる
よぞらにゆめをかさねる