ゆめのかけら
あつめたばしょがあるという
そうあのさばくのむこう
あついすなにすべてうもれてる
うしなわれてしまった
わたしはかれたいどで
まるいつきをたよりに
くらやみをたびして
はるかちへいせんはのびる
そうどこまでもいこう
とおいこえはこだましている
くもはやがて
みずを
たたえ
あめをよぶ
しんきりょうのせかいは
いまきえてく
なきながら
うまれたひの
なみだをあつめて
かたのぬくもりを
むねにあふれさせて
すべてのおもいでを
りょうてにかかえる
すなにのみこまれたゆめが
すべてきえるそのひまで
とおいまちに
あなたがいてくれたらいい
そうあのさばくのむこう
いくせんのひとがねむっている
くだけちってしまった
わたしのゆめのなかで
なんどもあなたをよぶ
とどかないとしても
おなじつきがやみをてらす
そうここまできている
かなしみがこだましている
もりはやがて
みずを
たたえ
かわになる
まぼろしはかなたに
はこばれていく
えいえんを
しんじたひの
ゆくえをたどって
きえることばたちを
むねにきざみこんで
すべてをもういちど
かぜにのせておこる
いつかまたどこかであえる
すべてをしるそのばしょで
とおいあさの
なみだをあつめて
かたのぬくもりを
むねにあふれさせて
あなたのおもいでを
りょうてにかかえる
すなにのみこまれたゆめが
すべてきえるそのひまで