"さよなら\"のよんもじ
きみがどれくらいためらったかわかるごぜんよじ
ごめんねとかうつとこで
どれくらいすきかってことばかり
まだゆびがなぞって
ききたくもないもじににじむ
ただのしょうきょじゃないおもい
なんどもなんどもかいてはまたけして
どうしようもなくなってはだしでとびだした
けしてもけせないぼくらのおもいでが
こんななさけないせなかをおしてる
いごこちのわるいべんち
きみがすきだったけしきを
ひざがいたくなるまでみてる
きみがひくようなことばかり
あたまのなかひろがって
ぼくのしらないきみのいちぶすら
ゆるせなくてといつめてはまたおちて
どうしようもないかんじょうぶつけてただけの
ぼくはきみのなにひとつわかってないな
なんどもなんどもかいてはまたけして
きみをただうけとめたくてとびだした
きみがつげたさよならが
ぼくのこんななさけないせなかをおした
きみはぼくをただしょうきょしなかった
なのにぼくはなにひとつきみをわかってないまま