ゆれるごごのすきま
ながれるたいようのそとがわをあるく
いつもみえないかべが
ぼくらにおしよせてはきえてくけど
なつがぼくらのせなかをおしては
あまったるいせいしゅんえいがみたいな
ひげんじつにぼくもとびこみたい
よるのプールサイドにころがった
だれかのわらいごえみたいにさ
よぞらにうちあがった
はなびをふたりみあげてはぽつりという
あのころはよかったねなんで
さいこうのうたげはいまだろう
ぼくらのせいしゅんは
えいがみたいじゃなくても
きっとそれでよかったはずなんだよ
ひかるようにおちてきえて
ただそれだけでうつくしかったんだ