ひとのどりょくをわらったこと
じぶんはどりょくしなかったこと
たいせつなときてをぬいたこと
さいごのさいごであきらめたこと
よわってるときむりをしたこと
つよがりをえらいとかんちがいしたこと
ひとのよわさをうけいれなかったこと
ひとをじぶんとおなじだとおもったこと
なきたいときにがまんしたこと
じぶんのこころをいじめたこと
みじかなひとをかなしませたこと
たいせつなひとをきずつけたこと
きらいなものをつっぱねたこと
すきなものをごまかしたこと
まわりにあわせてあいそわらいしたこと
すききらいだけでうごいたこと
むれるのはよわいときめつけたこと
こどくをえらんだきになっていたこと
すいてくれるひとをだいじにしなかったこと
あくいばかりひろってしまったこと
いきることをあたまでかんがえたこと
なんでもりゆうをつけたがったこと
じぶんのこころにすなおにならなかったこと
さしだされたてをふりはらったこと
ごめんなさいをいわなかったこと
ごめんなさいをかんたんにいったこと
ありがとうをいわなかったこと
ありがとうをかってにきたいしたこと
あいされているのをじかくしなかったこと
とくべつをあたりまえとおもったこと
うまれてきたことをこうかいしたこと
かかえきれないものをせおうとしたこと
ああきょうもすこしずついきていこう